明治・大正名所 探訪記

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zoom RSS 島根名所 出雲大社と石見銀山

<<   作成日時 : 2016/05/04 10:18   >>

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 いつかは出雲と思っていましたところ、縁あって初めて出雲大社を参拝することになりました。縁結びの神様として知られる大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)を祀る出雲大社ですが、60年ぶりに平成の大遷宮が行われ、御本殿や末社の修造も完了したところです。
 一畑電車を降り立つと、「行こう。島根には本物がある。」 というポスターに出迎えられます。「旧暦十月に全国から神々が集い、あらゆる縁結びについて話し合いが行われるというご縁の国 島根」を訪ね歩きます。
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△出雲大社之真景 「大鳥居」(明治42年刊)
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 一畑電車の「出雲大社前駅」を出て、神門通りを抜けて「勢溜(せいだまり)の大鳥居」に到着しますが、ここは出雲大社の「二の鳥居」で、ここから出雲大社の神域に入ります。二の鳥居をくぐると、松並木の参道に入りますが下りとなります。鳥居をくぐって参道が下っていくのは不思議な感じがしますが、いよいよ出雲大社の拝殿に至ります。
 次の写真にある拝殿は昭和28年の大火で焼失。現在の拝殿は昭和34年に再建され、正面にかかる注連縄は周囲4m、長さ8m,重さ1.5トンだそうです。なお焼失した旧拝殿は永正16年(1519)、戦国武将の尼子経久の寄進したものだったそうです。

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△出雲大社之真景 「本宮 并 拝殿」(明治42年刊)
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 拝殿に参ったのち、その奥に鎮座している「御本殿」に廻り込みます。現在の御本殿は延享元年(1744)に造営されたもので、高さは24メートル。昭和27年に国宝に指定されました。今回の60年に一回の遷宮によって、屋根の葺き替えが終わり真新しい檜皮や千木・勝男木を拝むことができました。
 
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 この御本殿の前に大きな丸印が三つがあります。平成12年に巨大な本殿の柱の一部とみられる遺構が発見されています。
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 以前、このブログの東大寺探訪の際に書きましたが、10世紀末に記された書物『口遊』 (愛知県大須観音宝生院蔵)に、「雲太、和二、京三」 という記述があります。当時の高層建築ベスト3の事で、「雲太」とは出雲大社、「和二」とは東大寺大仏殿、「京三」が平安京大極殿。高さ十五丈(45b)の東大寺大仏殿よりも出雲大社は大きかったことを伝える言葉です。
 その出土した柱の一部が「古代出雲歴史博物館」へ移されていますので行ってみました。国譲りの神話では、大国主大神が治めてきた葦原中国(地上の世界)の統治権を高天原(天上の世界)の神々に譲る代償として、壮大な神の宮を造営したとされ、出雲大社に伝わる絵図面には三本を一つに束ねた柱の直径は1丈(3メートル)あり、昇殿する階段の長さは1町(109メートル)と記されていて、出雲大社の本殿は高さ16丈(48メートル)であったとの伝承もあるそうです。
 平成12年に境内の地下から掘り出された直径1.4メートルのスギ材三本の実物が、博物館の中央ロビーにどどーんと「巨大本殿の柱」として展示されていました。すごいの一言です。
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△出雲大社御本殿の復元模型
 この復元模型は、大林組のプロジェクトチームにより作られたもので、制作過程をテレビで見たことがあります。1/10のスケールで、想像を超えた壮大な出雲大社御本殿でした。感激・満足。コピーどおり島根で本物に出会うことが出来ました。
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△参拝ののち、出雲そばを頂き、
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△国道9号線をひた走って出雲国から岩見国へ。世界遺産「石見銀山」へ。


 「岩見銀山」は、大永6年 (1526)に北九州の豪商によって発見されて以来、大正12年(1923)の休山まで四百年にわたって採掘されてきた世界有数の鉱山遺産で、平成19年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に登録されています。
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△さあ元気出して、銀山公園前の観光案内所から銀山橋を渡って龍源寺間歩へ向かうことに
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△精錬所跡など鉱山遺産を見ながら
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△遊歩道をブラブラして、1時間半ほど歩いて
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△「福神山間歩」(鉱山跡)も見つつ
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△ようやく石見銀山のシンボル的な遺産の「龍源寺間歩」入口に到着
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△中に入ると、ひんやり
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 石見銀山の資源は、今から百数十万年前に地下に存在した銀や金、銅などを含む熱水の働きにより誕生しました。坑道の岩石に見られるのは、白色から灰色の石英安山岩です。この岩石の表面には何本もの割れ目が見えますが、割れ目に沿って熱水が通過することで、銀や金や銅が蓄積されます。これが「鉱脈鉱床」と呼ばれるもので、石見銀山でもこれを目当てに採掘されてきました。
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 最後に、銀の産出で賑わった古い街並みをみて帰りました。慌ただしく回ったので、つかれましたね。


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