明治・大正名所 探訪記

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zoom RSS 成田名所 成田山新勝寺

<<   作成日時 : 2015/12/19 17:35   >>

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 「成田のお不動さま」の名で親しまれている成田山新勝寺は、真言宗智山派の総本山で千年以上の歴史があり、関東三山の筆頭となっています。昭和55年には仁王門、三重塔、光明堂などが国の重要文化財に指定されました。新年参りの準備が進む成田山を参詣し、来年は良い年になりますよう祈願したあとは、TVで見た参道を散策しながら名物のウナギの店を探してみました。
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△日本名所写真図解 「下総 成田」(明治31年刊)
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 冒頭の国の重要文化財に指定されている「仁王門」は天保2年(1831)に建築されたもので、左右に金剛像が配置されており、境内の入り口にあって伽藍の守護の役目を担っています。高さ19メートルを誇っています。
 『神護新勝寺と号す。本像は弘法大師の彫作にして実に天慶年間の草創に係る爾後、霊験灼然賽人、踵を接す。其堂宇の壮麗なる当国に冠り、境内の小堂及び奉納等の仏像また見るべき者多し』(日本名所写真図解より)
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△成田山新勝寺 大本堂
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△重要文化財 三重塔


 参詣後のお楽しみとして、表参道でブラブラして、ウナギを頂くこととしました。成田は利根川と印旛沼を控えており、川魚が豊富で、とくにウナギは成田の名物となっています。柔らかく焼き上げたウナギを甘辛いタレが馴染んだご飯とともに頂くと最高でした。
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 さて、今回の訪問のもう一つの目的は、「宗成電車」の遺構を見て歩くことです。
 正式名は「成宗電気軌道」で、成田山新勝寺と宗吾霊堂の参詣客の往来を目的として、明治39年に成田山新勝寺の門前を起点として、義民・佐倉宗吾の菩提寺である「宗吾霊堂」まで5.4kmの敷設許可を得ています。しかしながら経済不況に見舞われて計画は遅延し、ようやく明治43年12月11日に現在のJR成田駅〜不動尊前間が開通します。さらに明治44年1月20日には成田駅前〜宗吾間が全通します。
 当初、軌道を成田山表参道に敷設する計画でしたが、地元に反対する意見があり、東側を迂回するルートに変更となって、2つのトンネルが築造されることとなりました。成田駅前〜不動尊前間は乗降客で賑わったようですが、その他の区間は営業成績が振るわず、昭和19年に廃線となりました。残念です。その後、成田駅〜不動尊前間は道路となっていましたが、「電車道」の名称と2つのトンネルが残されていました。
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△絵葉書 「宗吾成田間の往来電車」
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△成宗電気軌道 第一トンネル (電車道の看板が設置)
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△成宗電気軌道 第二トンネル
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△第一トンネルにあった記念碑







  

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